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2020年 5月 22日 金融業界

こんにちは!

業界紹介5日目です。

 

今日は「金融」業界の紹介をしていきます。

 

なぜ業界について紹介しているのかは校舎アルバムの業界紹介1日目をチェックしてみてください。

 

今日の紹介は以下の通りです。

1.金融業界とは?

2.具体的な仕事内容

3.就くために入ると良い学部

4.その学部がある大学(偏差値順、国立私立別)

 

では、1から順に紹介していきます。

 

1.金融業界とは

まず、「金融」の意味は知っていますか?

「資金に余裕のある人が資金を必要としている人に資金を融通すること」です。

つまり「資通する」を略して

「金融」

となっているのです。

 

もう少し金融についてみていきましょう。

金融には主に間接金融直接金融の2つの仕組みに分かれています。

 

①間接金融

間接金融とは「資金を必要としている人」と「資金に余裕がある人」の間に、銀行などの金融機関が仲介役として入り、調整を行う仕組みのことです。

預金などの形で銀行は国民から多くの資金を集め、その資金は金融機関の判断と責任によって、企業などの「資金を必要としている人」に供給されます。

間接金融の特徴は、「資金を必要としている人」と「資金に余裕がある人」が直接会うことなく、それぞれが個別に金融機関とお金の貸し借りを行うところにあります。

たとえば、銀行に預金した人(資金に余裕がある人)は、自分のお金が銀行から誰(資金を必要としている人)に貸し出されたのかを知ることはできません。

 

②直接金融

文字の通りに、先ほど述べた間接金融と逆の仕組みになります。

直接金融とは、「資金を必要としている人」と「資金に余裕がある人」がお互いに条件を提示し、銀行などの仲介人を介さずに資金の貸し借りや投資を行う仕組みのことです。

基本的にこのやりとりは、「市場(マーケット)」を活用して行われます。その際、市場への取次や取引のサポートを行うのが証券会社です。

直接金融の特徴は、2つあります。

1つ目は、「債券」や「株券」などの「証券」が取引に用いられ、その多くは市場で自由に売買を行うことができるということです。

2つ目は、「資金が余っている人(投資家)」が行う投資の責任はすべて投資家自身が負うことです。

 

金融業界の仕組みは以上です。

難しい言葉ばっかりでしたね…苦笑

銀行という存在はわりと身近にあると思うので、2つの仕組みについては、直接金融よりも間接金融の方が理解しやすい人が多いのではないでしょうか。

以上の金融の仕組みを簡単にまとめると、

「社会に存在するお金をうまく循環させて、経済を維持していくのに貢献している業界」

と言えます。経済の維持に貢献する仕事なんてカッコイイですね!

 

2.具体的な仕事内容

では、具体的に金融業界ではどんなことを行っているのでしょうか。

業種つまり仕事の種類について、今回は以下の3種類に分けて紹介します。

①「銀行」 

②「証券」 

③「保険」 

 

1つ目の銀行から紹介していきます。

銀行では主に資金の貸し出しなどの融資を行っています。

具体的に、大金を扱う「メガバンク」や特定の地域を中心に営業をする「地方銀行」、現金以外の顧客の株式や不動産の管理なども行う「信託銀行」などがあります。

 

次は2つ目の証券についてです。

株券売買や新株発行のサポート、企業買収・合併の仲介などを行っています。

常に日本経済の最新情報に触れる機会が多い環境のため、普段から経済に興味を持っていたり、知りたいと思っている人にはピッタリな環境かもしれません。

 

最後に保険についてです。 

保険では、生命保険や損保保険などで個人・企業の保険料などを運用をしています。

契約に関わる書類の作成や支払い業務が多いので、丁寧な仕事が求められます。

 

以上述べた仕事以外にも業務はたくさんあります。

現在はネットの普及が広まったり、国際化が進んだりとした結果、仕事の幅はとても広くなっているそうです。

 

3.就くために入ると良い学部

金融業界で働くために必ずこの学部に入らなければならない、というのはありません。

ただ、金融のことに興味がある人は

経済学部

商学部

に進む人が多いので、結果として金融業界には上記の学部出身者が多くなります。

 

加えて、「生命保険販売」資格や「証券外務員」資格など就職先によっては資格が必要な場合があり、中には取得するのが難しい資格があります。

もし金融系に興味のある人は、1度調べてみると良いかもしれませんね!

 

4.その学部がある大学(偏差値順、国立私立別)

まず経済学部です。

次に商学部です。

 

以上で、金融業界の紹介を終わります。

あくまで参考なので、もっと知りたい人はぜひ自分で、大学や学部、仕事などいろいろ調べてみましょう。

新しい発見が見つかるかもしれませんよ!

今回の紹介が少しでも皆さんの参考になればうれしいです!

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

明日は「サービス」業界について紹介します!

興味のある方はぜひ読んでみてください!